■9番人気メイショウカズサが快勝　2着3着も人気薄の大波乱

　6番トップウイナーがムチを入れて出ていくが、外から16番メイショウウズマサが押して押してハナを奪った。この2頭に10番サンライズホープ、8番ワイドファラオ、1番メイショウワザシらが続いて最初のコーナーへ。1コーナーを回ってメイショウウズマサのリードは1馬身。2番手にトップウイナー、その内にメイショウワザシ、1馬身差で3番メイショウカズサとサンライズホープが続く。

　1馬身差でワイドファラオと14番タイガーインディ、その内に2番アヴァンティスト、3頭の外に7番ナムラカメタローが上がってきた。1馬身差で12番ダノンスプレンダー、直後に13番タイサイ、さらに1馬身後ろに15番スマートダンディーがいる。

　4馬身ほど開いて4番マリオマッハー、1馬身差で11番ペプチドバンブーと9番ウェスタールンドが続き、さらに3馬身開いた最後方が5番ブラックムーンとなった。残り1000m地点の通過タイムは41.4秒。3コーナーでトップウイナーがメイショウウズマサに並びかけ、サンライズホープは3番手に浮上。その後ろにメイショウカズサが続く形で最後の直線を迎える。

　直線に入り、トップウイナーがメイショウウズマサを競り落として先頭に立つ。メイショウウズマサも脚は止まっておらず、2頭の後ろからメイショウカズサが脚を伸ばしてきた。サンライズホープは脚が止まり、替わってダノンスプレンダーが4番手に上がる。ウェスタールンドは位置取りの差で苦しい。

　最後はメイショウカズサがトップウイナーを交わしさって快勝。重賞初制覇を果たした。2着は2.1/2馬身差でトップウイナー、3着はさらに2馬身差でメイショウウズマサとなった。ダノンスプレンダーは4着、サンライズホープは6着、ウェスタールンドは7着だった。勝ちタイムは1分40秒9(重、コースレコード)。