■グレーターロンドン産駒ロンドンプランがしんがり一気V

　1番ロンドンプランは飛び上がるようなスタートで最後方から。先行争いは5番クリダームが制し、8番ニシノトキメキが並んでいく。10番ゴールデンウィンドが3番手。その後ろで4番メイショウコギク、9番プロトポロス、11番バレリーナ、2番アウクソー、12番ウメムスビが一団で続いていく。

　やや離れた後方に6番メイショウヒュウガ、13番シルフィードレーヴ。2馬身ほど空いて3番ゴーツウキリシマと7番ミカッテヨンデイイが並んで追走。離れた最後方にロンドンプランがいる。

　最初の600mは33秒2。クリダームは内を空けてレースを引っ張っていくが、4コーナーでは内外から各馬が殺到。ずらりと横に広がって直線の攻防に入った。

　外からゴールデンウィンドが抜け出そうとするところ、さらに外からバレリーナが迫る。また、一番後ろにいたロンドンプランが外目から馬の間を割って鋭く伸びる。

　最後はロンドンプランの伸び脚が際立っており、ゴール前でバレリーナを交わして1着。同舞台の新馬戦に続く無傷2連勝を飾った。勝ちタイムは1分08秒1(良)。

　バレリーナは3/4馬身差の2着。大外を追い込んだシルフィードレーヴがさらに1/2馬身差の3着に入った。逃げたクリダームは11着に敗れた。