■ジャスティンパレスが快勝で重賞2勝目

　揃ったスタートから13番ディープボンドが押して先手を伺うが、二の脚の速さで11番アフリカンゴールドがハナに立つ。ディープボンドは2番手に控え、12番シロニイ、3番ジャスティンパレス、1番ボルドグフーシュ、7番ブレークアップ、8番アイアンバローズと続いて好位集団を形成していく。

　中団にかけて2番ユーキャンスマイル、4番サンレイポケット、1馬身差で14番アケルナルスター、9番ゼーゲン。3馬身ほど空いて10番メロディーレーン、6番ノーチカルチャート。一頭離れて5番メイショウテンゲンという隊形で1周目のホームストレッチに入っていく。

　最初の1000mは1分04秒9でスロー。好位集団が一団のまま1.2コーナーを回っていく。アフリカンゴールドが単独先頭をキープして2度目の3コーナーに入るところ、ボルドグフーシュは外から徐々に進出を開始。ジャスティンパレスは終始好位のインコースで脚を溜めている。

　直線コースに入るとディープボンドは手応え劣勢で後退。外からボルドグフーシュが抜け出そうとするところ、進路が空いたジャスティンパレスが一気の瞬発力でこれを交わす。アフリカンゴールドも良く粘って2着争いが接戦となる中、ジャスティンパレスが一頭抜け出して1着を取った。勝ちタイムは3分06秒1(良)。

　ボルドグフーシュが1.3/4馬身差で2着。追い込んだブレークアップが最後3着に上がった。アフリカンゴールドが4着に粘り、ディープボンドは5着だった。