■エンブロイダリーが抜け出し快勝、2連勝で重賞初V

　11番マディソンガールは最後方に構える態勢。5番ロートホルンがハナを切り、1馬身差で7番エンブロイダリー、直後に8番ティラトーレ、その外に14番ギフテッドが上がってきた。1馬身差で3番ミラーダカリエンテ、4番ショウナンザナドゥ、12番コートアリシアン。

　1馬身差で6番マピュース、1馬身差で2番スライビングロード、2馬身開いて1番ヴィヴァラリスと9番レイユールが続く。2馬身開いて13番エストゥペンダ、3馬身開いて10番ロンドボス、さらに1馬身後ろの最後方がマディソンガールとなった。600mの通過タイムは34秒2。3コーナーに入り、エンブロイダリーがじわじわとロートホルンに並びかけていく。その後ろにティラトーレ、マピュース、ショウナンザナドゥが続く形で最後のコーナーへ。

　直線に入り、エンブロイダリーが余裕十分の手応えで抜け出す。マピュースが2番手に上がってきて、後方からはエストゥペンダが脚を伸ばしてきた。マディソンガールも追い上げては来ているものの苦しい。最後は抜け出したエンブロイダリーが後続を寄せ付けずに完勝、重賞初制覇を果たした。

　2着は2.1/2馬身差でマピュース、3着はさらに1.1/2馬身差でエストゥペンダとなった。マディソンガールは6着だった。勝ちタイムは1分32秒2(良)。