ゴール前写真・回顧

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■令和最初のダービー馬はロジャーバローズ! 12番人気の評価覆す

 6番サートゥルナーリアが出負けして後方からの競馬に。8番メイショウテンゲン、11番レッドジェニアルあたりも出遅れている。まずは1番ロジャーバローズが出て行くが、15番リオンリオンが押して押してハナを奪い、最初のコーナーに入る。

 リオンリオンはどんどん後続を引き離していき、大逃げの形に。離れた2番手にロジャーバローズ、1馬身半差で4番サトノルークス、さらに1馬身半差で3番エメラルファイト、その後ろに7番ダノンキングリーがいる。1馬身差で10番クラージュゲリエ、1馬身差で5番マイネルサーパス、さらに1馬身差で13番ヴェロックスが続く。

 1馬身半差で14番ランフォザローゼスと18番シュヴァルツリーゼ。2馬身開いて9番ニシノデイジー、その外にサートゥルナーリアがいる。2馬身開いてレッドジェニアルと17番ナイママ、1馬身差で16番タガノディアマンテと12番アドマイヤジャスタ、直後に2番ヴィントが続き、さらに1馬身後ろの最後方がメイショウテンゲンとなった。

 1000mの通過タイムは57.8秒。リオンリオンは7馬身ほどのリードをつけて3コーナーへ。2番手ロジャーバローズと3番手も5馬身ほどの差がある。4コーナーでダノンキングリーが3番手に浮上。サートゥルナーリアは馬群の外を回り、その前にヴェロックスがいる形で最後の直線を迎える。

 直線に入り、残り400mで力尽きたリオンリオンをロジャーバローズが交わす。ダノンキングリーも2番手に上がり、ロジャーバローズを追う。後ろからはサートゥルナーリアが一気に上がってきて3番手に。その内でヴェロックスも脚を伸ばしている。馬場の内でニシノデイジーも踏ん張っている。

 残り200mを切ってもロジャーバローズは渋太く粘り、ダノンキングリーに抜かせない。サートゥルナーリアは残り100mで脚が止まってしまいヴェロックスに差し返される。最後は、粘りに粘ったロジャーバローズがダノンキングリーをクビ差振り切ってゴール。単勝オッズ12番人気という評価を見事に覆し、2016年生まれのサラブレッド7071頭の頂点に立った。

 2着ダノンキングリーから2.1/2馬身差の3着はヴェロックス。サートゥルナーリアはさらに1/2馬身遅れての4着、5着はニシノデイジーという結果となった。勝ちタイムは2分22秒6(良)。

コーナー通過順位

1コーナー 15-1,4,3(7,10)13(5,14,18)-6,17(2,9)(11,16)-(8,12)
2コーナー 15=1-4,3,7,10(5,13)(14,18)6(9,17)11(2,16)(8,12)
3コーナー 15=1=4-3(7,10)(5,13)(14,18)(9,6)(11,17)12(2,16)8
4コーナー 15=1-(7,4)(5,3)10,13(9,14)(18,6)(16,11,17)(2,8,12)
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
M
200m 400m 600m 800m
12.7
12.7
23.4
10.7
34.8
11.4
46.2
11.4
1000m 1200m 1400m 1600m
57.8
11.6
1:09.8
12.0
1:22.1
12.3
1:34.5
12.4
1800m 2000m 2200m 2400m
1:46.7
12.2
1:58.7
12.0
2:10.6
11.9
2:22.6
12.0

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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