■コントレイルが2歳レコードでV　5馬身差の完勝

　揃ったスタート。外から8番マイネルデステリョがハナを主張し、2番手に7番ソウルトレインが付けていく。続いて1番ラインベックと4番ゼンノジャスタが追走。

　やや離れた中団には6番コントレイル。以下、2番リグージェ、5番アルジャンナ、最後方に3番オーロラフラッシュという隊形。マイネルデステリョが締まったペースでレースを引っ張り、馬群は先頭から最後方まで10馬身程度にばらけている。

　最初の1000mは58秒8。コーナーでマイネルデステリョが後続との差を広げていき、2-3馬身リードを作って直線に入った。残り400mで各馬内外広がっての追い出し始めるも、コントレイルが一頭だけ違う勢いで坂を上り、そのまま後続との差を広げていく。

　結局コントレイルがそのまま突き抜けゴール。2着のアルジャンナに5馬身差を付ける完勝だった。勝ちタイムは1分44秒5(良)。従来の2歳日本レコードを1秒1も上回る衝撃的なタイム。

　2着は後方から脚を伸ばしたアルジャンナ、好位から追いすがったラインベックは更に4馬身突き放された3着だった。