■ガルボが差し切り、約2年2ヶ月ぶりの重賞制覇

　各馬ほぼ揃ったスタート。まずは6番フォーエバーマークが押して先手を取り、1馬身差で7番メモリアルイヤー、内に5番スマートオリオンが続く。直後に1番ハノハノ、5番スマートオリオン、11番レオンビスティー、14番クリーンエコロジーらが固まる。差がなく2番ストレイトガール、外に8番アースソニック、1馬身差で12番セイコーライコウ、その後ろに3番ガルボと10番ローブティサージュが並ぶ。1馬身離れて9番クリスマス、さらに1馬身差の最後方が13番ヤマニンプチガトーと、先頭からの差は非常に小さい隊列となった。

　600mの通過タイムは33.8秒。3?4コーナーに入り、フォーエバーマークは半馬身ほどのリード。後続各馬も横に広がりながら差を詰め最後の直線へ向かう。

　直線に入り、逃げるフォーエバーマークをメモリアルイヤー、レオンビスティー、スマートオリオンら先行勢が追い、馬場の中ほどからはガルボ、クリスマス、ローブティサージュが一気に脚を伸ばしてきた。内のストレイトガールはこれらの馬がカベとなってしまい、全く動けない状態。この各馬の追い比べはガルボに軍配が上がり、残り100mを切ったところで抜け出してそのままゴールイン。2012年のダービー卿チャレンジT以来の勝ち星を挙げた。クビ差の2着はローブティサージュ、さらにアタマ差の3着はクリスマスとなった。フォーエバーマークは5着、スマートオリオンは9着、ストレイトガールは11着に終わった。勝ちタイムは1分8秒5(良)。