■リアルスティール復活V！ ソウルスターリングは8着

　4番アストラエンブレムがスタートで出遅れ。まずは1番ソウルスターリング、3番ダイワキャグニー、6番マッチレスヒーロー、9番ヤングマンパワーが前に出て行くが、ハナを主張する馬はおらず、最終的にソウルスターリングが先頭に立つ形となった。1馬身差でダイワキャグニーが2番手、1馬身半差でマッチレスヒーロー、さらに1馬身差でヤングマンパワーが続き、その内に2番マカヒキと11番ウインブライトがいる。4馬身ほど開いて8番リアルスティール、1馬身差で10番ワンアンドオンリーと12番サトノアラジン、さらに2馬身差で7番グレーターロンドンが続く。また4馬身ほど離れて5番ヒストリカル、さらに2馬身後ろの最後方がアストラエンブレムとなった。

　1000mの通過タイムは60.0秒。ソウルスターリングを先頭に、各馬3-4コーナーを回って最後の直線へ。

　直線に入り、まずはダイワキャグニーがソウルスターリングに並びかけてくるが、ソウルスターリングもまだ持ったまま。しかし、ソウルスターリングはいざ追い出されると全く伸びず、逆にダイワキャグニーが手応え十分に先頭に立った。その後ろからはリアルスティールとサトノアラジン、大外からはグレーターロンドンが脚を伸ばしてきている。残り200mを切って、リアルスティールがダイワキャグニーを交わして先頭に躍り出た。サトノアラジンも2番手に浮上して猛然とリアルスティールに迫ったが、リアルスティールはこの追撃を凌ぎ切ってゴールイン。昨年のドバイターフ以来となる復活勝利を飾った。サトノアラジンはクビ差で2着。さらに1.1/2馬身差の3着は、グレーターロンドンとダイワキャグニーの際どい争いとなったが、グレーターロンドンに軍配が上がった。ハナ差でダイワキャグニーが4着。マカヒキは6着、ソウルスターリングは8着だった。勝ちタイムは1分45秒6(良)。