■東もダービー馬！ レイデオロが差し切り1年ぶりのV！

　10番ブラックバゴがスタートで出遅れ。4番マイネルミラノが押して押してハナを奪い、好スタートを切った1番アルアインが楽に2番手。さらに8番ゴールドアクター、9番ミライヘノツバサが続いて最初のコーナーへ。

　1コーナーを回って、マイネルミラノのリードは2-3馬身。アルアインが単独2番手、1馬身半差でミライヘノツバサ、半馬身差の内にゴールドアクターが続く。1馬身半差で3番ガンコ、その内に2番ダンビュライト、直後に12番マイネルフロストと7番レイデオロがいる。

　1馬身差で11番エアアンセム、その内に6番ショウナンバッハ、1馬身差でブラックバゴが続き、さらに1馬身後ろの最後方が5番ブライトバローズとなった。1000mの通過タイムは60.5秒。3コーナーに入り、各馬前との差を詰めていく。4コーナーでアルアインがマイネルミラノに並びかけ、レイデオロもその後ろの隊列まで上がってきた。

　直線に入り、アルアインが先頭に躍り出た。その後ろにはガンコとエアアンセムがいたが、この2頭の内からレイデオロが上がってきて、アルアインに迫っていく。ダンビュライトも馬群を捌いて上がってきているが、突き抜けるまでは苦しく、レイデオロとアルアインの一騎打ちに。最後は、ダービー馬レイデオロが皐月賞馬アルアインを内から差し切ってゴール。昨年の神戸新聞杯以来1年ぶりの勝ち星を手にした。

　アルアインはクビ差で2着、ダンビュライトはさらに3馬身遅れての3着となった。勝ちタイムは2分11秒2(良)。