■オフトレイルがゴール寸前で差し切り重賞初V

　5番オフトレイルがスタートで出遅れ。2番メイショウヨゾラがハナを切り、これに3番セットアップ、4番ヤマニンアドホック、10番ミナデオロらが続いて最初のコーナーへ。1コーナーを回ってメイショウヨゾラのリードは2馬身。2番手にセットアップ、1馬身半差でミナデオロ、直後にヤマニンアドホック、1馬身差で11番ジュンゴールドが続く。

　1馬身差で1番シリウスコルト、半馬身差の外に6番ウインマクシマムと7番アレグロブリランテ、2馬身差で12番ショーマンフリート。2馬身開いて9番ログラール、その外に8番サトノシュトラーセが続き、さらに3馬身後ろの最後方がオフトレイルとなった。

　1000mの通過タイムは58秒4。3コーナーに入り、シリウスコルトが内を上手く回って2から3番手までポジションを上げる。サトノシュトラーセやオフトレイルは大きく外を回って最後の直線へ。

　直線に入り、シリウスコルトが粘るメイショウヨゾラを捕らえる。その後ろからヤマニンアドホックも脚を伸ばしているが、大外からオフトレイルが物凄い脚で上がってきた。最後はオフトレイルが、一旦は抜け出したシリウスコルトを寸前で交わしてゴール。重賞初制覇を果たした。

　シリウスコルトはアタマ差の2着。さらに1.1/4馬身差の3着はヤマニンアドホックとなった。勝ちタイムは1分45秒3(良)。