サラ系4歳以上オープン(国際)(指)別定本賞金:6000、2400、1500、900、600万円
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■休み明けのフェノーメノが楽々と抜け出す スタートは3番トウカイメロディが出遅れ。1周目3コーナー手前での先行争いは、今年も11番ネコパンチが果敢に先手を奪う形となる。2番手は内から1番カポーティスター、4番タッチミーノット、2番ロードオブザリング、外は5番ダノンバラードなどが進出して1周目の正面スタンド前を各馬が続々と通過。この時14番フェノーメノはちょうど中団、13番オーシャンブルーは後方2番手の位置取りとなった。単騎逃げに持ち込んだネコパンチは、前半5F61秒3のややゆったりとした流れを作って1コーナーを回り、2コーナーへと入っていく。 逃げるネコパンチは4馬身のリード、2番手ロードオブザリング、3番手以下は6馬身差でカポーティスター、そしてフェノーメノがこれに並んで、タッチミーノット、トウカイメロディがこの圏内を追走。ここで7番マイネルキッツが早めの進出を開始し、先頭グループを追っていく。中団は5番ダノンバラード、6番メイショウカンパク、9番トランスワープ、8番アドマイヤフライト、12番ムスカテールが一団で進み、オーシャンブルーは後方2番手。さらに3馬身差の最後方追走がサイモントルナーレとなって3?4コーナーの勝負どころへと入る。前の争いは、マイネルキッツの進出によって一気に激化し、4コーナー手前でネコパンチを交して先頭に立つと、後続のカポーティスターも一様に勝負処でスパートを見せて4コーナーでは先頭に立つ。この動きを絶好の手応えで見ながら4番手に付けたのがフェノーメノで、最後の直線へと向いてくる。 坂下までは早めスパートのカポーティスターが先頭も、徐々に外から接近してきたフェノーメノが、坂を駆け上がりながらの残り150?100mで捕らえて一気に先頭へと躍り出る。その後方は、ムスカテールが3番手へと浮上し、タッチミーノットはその後ろ。オーシャンブルーは全く伸びない。結局、横綱相撲で突き抜けたフェノーメノが、カポーティスターに1.1/2馬身差をつけてゴールイン。3着にムスカテール、タッチミーノットは勝負処で置かれて4着まで、5着にマイネルキッツ。オーシャンブルーは9着に終わった。2分32秒0(良)。
1通過するコーナーの名称
2各コーナー通過時の順位着順の色分け表記1着2着3着
※上段:通過タイム、下段:ラップタイム