ゴール前写真・回顧

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■ジェベルムーサ重賞初V 岩田騎手が重賞騎乗機会5連勝達成!

 スタートでは9番マイネルバイカが出遅れ。また、11番マルカフリートが挟まれる不利を受けた。まずは8番エーシンモアオバーがハナを切り、これに1番フレイムコード、5番グレープブランデー、7番アウヤンテプイ、12番クリノスターオーなどが続いて最初のコーナーへ。

 2コーナーに入り、先頭は依然エーシンモアオバー。1馬身半差でアウヤンテプイ、直後の内にグレープブランデー、外にクリノスターオーが続く。1馬身後ろにフレイムコード、6番ウルトラカイザー、13番ソロルが固まり、1馬身差で2番ヒラボクプリンス、さらに1馬身差で3番カチューシャが続き、その外を4番ジェベルムーサが一気に上がっていく。カチューシャから2馬身開いてマイネルバイカ、その外に10番ゴールスキー、さらに2馬身後ろの最後方がマルカフリートとなった。

 残り800m地点の通過タイムは54.0秒。ここで後方から捲ってきたジェベルムーサは2番手集団まで上がってきており、そのままエーシンモアオバーにも並びかけ、わずかに先頭に立って直線に入る。クリノスターオーは手応えあやしく、ムチを入れてもエーシンモアオバー・ジェベルムーサに取りついていけない。

 直線に入り、ジェベルムーサがエーシンモアオバーを振り切って抜け出す。追いすがるエーシンモアオバーの後ろからはグレープブランデーが脚を伸ばしている。クリノスターオーはやはり伸びないが、後方から上がってくる馬もおらず、4番手をキープする形に。そのままゴール前にさしかかり、ややジェベルムーサの脚が鈍ったところでグレープブランデーが一気に詰め寄ったが、ジェベルムーサはこれを凌ぎ切り、初めての重賞制覇を果たした。また鞍上の岩田康誠騎手は、CBC賞、函館記念、函館2歳S、レパードSに続く重賞騎乗機会5連勝を達成した。グレープブランデーはクビ差の2着、3着はさらに1.1/4馬身差でエーシンモアオバーとなった。クリノスターオーは4着、ソロルは5着だった。勝ちタイムは1分43秒0(稍重)。

コーナー通過順位

1コーナー 8(5,7)12,1(6,13)2,3-9,4,10-11
2コーナー 8,7(5,12)(1,6,13)2-3-9,4,10,11
3コーナー 8,4(5,12)(7,13,3)6(1,2)-10(9,11)
4コーナー (8,*4)-(5,12)-(13,3)-7(6,2)(10,11)(1,9)
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
H
100m 300m 500m 700m
6.8
6.8
17.8
11.0
29.6
11.8
41.9
12.3
900m 1100m 1300m 1500m
54.0
12.1
1:05.8
11.8
1:17.7
11.9
1:29.7
12.0
1700m
1:43.0
13.3

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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