【1分34秒6】ディアデルレイの勝機。休み明けのオープン、総武Sは0秒1差(5着)。このクラスの手応えを感じ取ったか。ただ次走のマーチSはGIII。メンバーも手強くなり、1000m通過・1分0秒7と流れも厳しくなったが、厳しいハイペースを好位で追走、2着と結果もアップした。元より東京1600ダートは〔2100〕、コーナー2つの府中回りは、自在に立ち回りが効く。脚抜きのいい馬場とはいえ、57キロを背負い、錦秋S・1分34秒6という高速タイムこそが、当コースの適性と能力の高さ。

　二の筆頭はマーチS3着のアルタイル。除外に泣くことが多く、体調やローテーションが微妙にずれる時期もあったが、白嶺S以降はキチンとした番組チョイスができている。東京は3勝、左回りのほうがスピードのノリもスムーズだ。

　ベストマッチョも、東京は〔4201〕。GIIIの根岸Sはさすがに相手が強かったが、OP特別のバレンタインSで、すかさず2着と巻き返しを果たした。まだキャリアの浅い4歳馬、経験を積めばマイルもこなせるようになる。

　センチュリオンは、ポルックスS2着、総武S3着。以前と違い好馬体を維持しつつ、この条件で結果を出してきた。ただ、どちらかというと中山の1800ダート向き。東京マイルの対応は、内田博の手腕にお任せ?　

　ストロングバローズは、ノドの手術に成功。ブランクは長いが、追い切りの動きは合格点。前走から2キロ増となるが、マッチレスヒーローの伸び脚軽快。