サラ系4歳以上オープン(国際)(指)ハンデ本賞金:3500、1400、880、530、350万円
このまま読む
■グランドシチーが重賞初制覇 スタートでは、12番ナイトフッド、13番マイネルスターリーが遅れる形。先行争いは、内から果敢に4番バーディバーディ、2番ナリタシルクロード、6番タカオノボル、さらに16番ジョヴァンニも先行態勢で1コーナーを回り、2コーナーへ。向正面に入って、単騎先頭がバーディバーディ、1馬身差でタカオノボル、さらに1馬身差でジョヴァンニ、また1馬身差でナリタシルクロードの4頭が先団を形成していく。2馬身差で9番メダリアビート、11番メイショウタメトモ、14番サイオンと続く。さらに2馬身差の中団が、10番グラッツィア、7番コスモファントム、8番サイレントメロディが固まる形。さらに5番トーセンアレス、1番フレイムオブピースもこの圏内へと加わる。後方にかけては、15番グランドシチー、3番ドラゴンフォルテ、12番ナイトフッド、13番マイネルスターリーという隊列で前半5Fを続々と通過していく。 単騎逃げに持ち込んだバーディバーディは、前半4F49秒5、同5F61秒9とマイペースの逃げを展開。ただ、後続4?5頭がピタリと追走したことで、先行各馬にとっては若干厳し目の流れになったか。4コーナーの手前では、マイペースに持ち込むバーディバーディを許さじとタカオノボルが迫るが、スピードに付いて行けず、逆に後退していく。これらを見ながら、外からサイオン、グラッツィアなどが上位の圏内に入って、最後の直線へと向いてきた。 最後の直線での残り200mでは、完全に後続を振り切ったバーディバーディが5馬身ほどのリードで、逃げ込み態勢を固めていく。後方は、グラッツィア、外からフレイムオブピース、大外は後方待機策のグランドシチーが突っ込んできた。さらに後方からはドラゴンフォルテ。残り100mでも3馬身のリードだが、残り70mあたりからは脚色が一気に鈍り出し、外からグランドシチーが先頭を窺う脚色。さあ、粘るか交すかの残り10m、5m、3mで急接近のグランドシチーが、決勝線上で捕らえ切ったところが優勝のゴールイン。寸前での2着がバーディバーディ、接戦の3、4着争いはフレイムオブピースが先着で、グラッツィアが4着。1番人気のジョヴァンニは10着に敗れた。勝ちタイムは1分52秒6(良)。
1通過するコーナーの名称
2各コーナー通過時の順位着順の色分け表記1着2着3着
※上段:通過タイム、下段:ラップタイム